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犬と私の10の約束 オリジナルサウンドトラック 犬と私の10の約束 オリジナルサウンドトラック
サントラ Sung-Min Woo Jee Hoon Leeエイベックス・トラックス 2008-03-12
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監督  本木克英
出演  田中麗奈、加瀬亮、福田麻由子、豊川悦司、高島礼子、佐藤祥太、池脇千鶴、布施明、相築あきこ、笹野高史

犬を亡くして後悔のある私は、この映画は見るのは止めようと決めていました。ところが「無料の券が手に入ったから」と、お誘いを受けたので・・・行ってしまいました。
それで当然罰を喰らいました!一緒に行った人とぐっしょりハンカチをぬらすはめに陥りました。ずらーっと並んでみんなハンカチを取り出していたからいいといえばいいのですけれど?
今日友人たちに会う機会があったので「見たのよ。」と、言うと、あの頃4人とも犬を飼っていた仲間なので「馬鹿ねぇ、見たの?」「見るもんじゃなかったでしょう!」「駄目よ!」と、いっせいに言われました。全くそのとおりでございます。「馬鹿ね」と言ったのはゴールデンリトリバーを昨年亡くしたばかりの友人でございます。
でもまぁ、現在犬を飼っている人は必見の映画だとは言えます。
さっき家に帰ってきたとき、マンションから出て行ったビーグルはどこからどう見ても紛れも無いビーグルながらどこからどう見ても普通のビーグルの成犬の二倍の巾があって、物凄く大儀そうにおっちらよっちらと歩いておりました。可哀相に!
確かに生き物を飼うにはそれ相応の覚悟と責任は付いてきます。
命を預かるのですからね。だからこそ後悔のない飼い主は本当に稀でしょう。犬の犬生は短いとは言っても10年以上、責任は果たさねばなりません。犬も幸せ、飼い主も幸せになるためにはやっぱりお約束はあるものだし、それは果たさねばなりません。
私も、あの時コロを飼っていた私の家族も、おおかれすくなかれ心のどこかにコロに申し訳の無い事をしたという気持ちが必ずや残っているはずです。あんなにあの子が聞き分けのいい犬だったのだからなお更です。
そんなわけで今日の友人の集まりは日比谷公園の桜の下で犬の話に終始しました。お一人は今先月腫瘍の手術をした14歳の老犬を大事に看護していらっしゃるので。
飼い犬の利口さと優しさと・・・話し出すと犬を飼った人なら思い当たる我が犬の自慢が山のように噴出しました。ずーっと犬の居る生活を出来るのが人の一番いい生活かもしれません。失うときにそれが痛いほど分かります。