Movies Memoranda

監督　　ティム･バートン
出演　　ジョニー･デップ、ミア・ワシコウスカ、アン･ハサウェイ、ヘレナ･ボナム＝カーター、クリスピン・グローヴァー、マット・ルーカス、アラン・リックマン、マイケル･シーン、スティーヴン・フライ、ティモシー・スポール、クリストファー･リー
ジョニーのファンではあるが、決してティム･バートン監督のファンではない。　「コープス・ブライド」を見に連れて行って友人３人からブーイングを受けたことは忘れられない。　「なんであんな映画面白そうだと思ったの？」と、詰問されたっけ。とはいえ、１０作は見ているんだけど･･･でもこの人のファンとは言わない。　実際見終わってよかった！と、手放しでいえることは少ない。安心して言えるのは「シザーハンズ」と「ビッグ・フィッシュ」とまぁ「バットマン」２作を入れるか？という　保守的な私です。
そんなですから･･･どんなアリスの世界だろうという興味とジョニーに殉じる気持ちとだけでほぼ見に行ったようなものです。
そしてやっぱりまただ！･･･って帰ってきました。
どうしても腑に落ちないのはなんであのかわいそうな赤の女王をあんなふうにやっつけなければならなかったのか？です。
可哀相に！　どうしたって可哀相なんですもの。　それだけでなんだか厭になっちゃった映画です。　ヘレナさんもいつもなんだか可哀相になっちゃうんですよね。
一緒に行った友人とも「なんでジョニーはこういう映画出たがるんだろう？」「う～ん、子供のため？」で会話は終っちゃったもの。ジョニーの為にはせめてパイレーツほど無条件で楽しめればね･･･と、この監督のファンではない私は思いますけど。

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監督　　ロブ・マーシャル
出演　　ダニエル・ディ＝ルイス、マリオン・コティヤール、ニコール・キッドマン、ペネロペ・クルス、ファーギー、ケイト・ハドソン、ソフィア・ローレン、ジュディ・デンチ

私自信が自分のためのハーレムで目がくるめいている感じ。
しかもその中心には眺めのいい部屋、エイジ・オブ・イノセンス、ラスト・オブ・モヒカン、ギャング･オブ･ニューヨーク、ゼア・ウィル・ビー・ブラッドの目の話せないダニエル･･･だってこの人本当の顔がどうしても掴めない･･･とじれていたのですけれど･･･やっと見つけたぞ！って気がします。
俳優さんって何を演じてもその人でしかないって言う人が居ます。といって、それが下手だとはいえない素晴らしい俳優さんがいます。そうかと思うと演じる毎に違う人で、その俳優さんが見えない人が居ます。そしてだからと言ってその俳優さんが上手いともいえないこともあるのです。　演技って難しいものだと思います。
ダニエル・ディ＝ルイスは映画で見るたび違う人です。当たり前ですが顔がわかんない！と、ため息をついてしまいます。
でも、なんとなく今度は捕まえたぞ！っていう気がします。ウフッです。
素晴らしい女性陣です！　それぞれに印象に残る素晴らしい映画の記憶があります。　二コールさんなんて大好きですけれど、マリオンさんもステキですけれど、でも今回は圧倒的にファギーって言う人とペネロペさんとケイトさんでしたね。　凄い！と、私の目はハート型になっていたにちがいありません。
そして一つ思ったことは皆さん自分の声をしっかり持っているんだってことです。どんな声であれ自分の声をおなかから出せればそこから魅惑は放射状に？拡散していってくれるのかもってことです。　堂々と生きなくちゃね？そう、堂々とね。物語りも主人公もどうなってもいいんです。この映画は楽しませてくれました！

便利上？ぎっくり腰といっていますが、驚くほどの腰痛の悪化で･･･こんなに長く映画見にいけないなんて･･･地獄だった！
４月の半分と５月の半分があっという間に消えた。　気分は踊りたいのに！