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監督  チャーリー・カウフマン

出演  フィリップ・シーモア・ホフマン、サマンサ・モートン、ミシェル・ウィリアムズ、キャサリン・キーナー、エミリー・ワトソン、ダイアン・ウィースト、ジェニファー・ジェーソン・リー、ホープ・デイヴィス、トム・ヌーナン
友人からメールが来た。「「脳内NY」見に行こう!ホフマンさんが凄く笑えそう。動画の最初だけ見て笑えたので慌ててみるの止めたの。本番に、笑は取っておきたい・・・」          だから渋谷のマニアックな?行ったことの無い映画館探して行きました。
で、「笑えた?」明かりがついた途端私は聞きました。「私は笑えなかったよ」  「ホント、最初だけ面白くなるかな?と、思ったけど、笑えなかったね、あの予告の動画なんだったんだろう?」「チラシもチラシ?」「ホフマンさん見たかっただけだからいいけど・・・」
二人で大げさに言うと・・・呆然としました。
彼女のいう笑える?動画は見る気はしません。それほど心惹かれる部分は無かったんです。その映画に今更時間使っても?
言ってみれば・・・あれは、凄い徒労でしょう?そうとしか思えん!
なんてったって、ホフマンさんこれは珍しく?そんなことも無いよ!実年齢に近い作品だね?とか。サマンサさんあんなに透明感があったのにオバサンになっている!とか、ダイアンさん一体どこまで横に広がるのかしら?とか
どれだけの賞金があれば、円で、あの年月あれだけのことが出来るのか?計算できるものなら・・・変な方にばっかり頭が傾いてしまった・・・くらいなのです。
人を行動に駆り立てるのは人の中に居る演出家の技なのか?
私の頭の中で私を支配している私は誰?なんて?入れ子の入れ子・・・マトリョーシカみたいになっているみたいな頭の遊び。
面白いかなぁ・・・きついよ。段々存在しているのが苦痛になるよ。人物像は変だけどせめて共感できる部分が少しでもあればねぇ・・・これじゃキツイや、ね?
最初の家庭生活のあり方からしていらつかされて・・・あんな家庭厭だ!あんな子どもも厭だ!こんな夫婦も厭だ!から始まったんだもの・・・好きになれるはずは無かったんだ、私には。
「今度は単純に面白そうなものを見たいね」
「ボナペティ!」とか?