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監督  ロバート・ゼメキス
出演  ジム・キャリー、コリン・ファース、ゲイリー・オールドマン、ロビン・ライト・ペン、ボブ・ホスキンス、

ディッケンズの「クリスマス・キャロル」小学生の頃はクリスマスが近づく度に読み返していたから・・・避けて通るべきだったんだろうけれど・・・ジム・キャリーにコリン・ファースが付いてくる?ならねぇ・・・ガス燈に引き寄せられる蛾のようなもんだよ、私!               パフォーマンス・キャプチャーとかモーション・キャプチャーとか言われる‘あれ‘キライなのに!なんで?
「ベオウルフ」と、全く同じ文章を書きそうです。あの時も折角の俳優をそのまま使って欲しいよ!と、思ったのでした。
最もこの映画の精霊を描くのにいかにも現代的な手法というか優れものなのかもしれない・・・って、ことは心密かに認めてはいるのですが。・・・つまりあのスピードには小々いかれましたから。
マーレーやスクルージやフェジウイックさん、ボブ・クラチットの体は確かにこの造形?これ以上はないってくらい私の想像の彼らを上手く表現しているんだけれども(それは確かなんだけれど)・・・フレッドとか寄付を募りに来る紳士とかはステレオタイプのやりすぎじゃないの・・・特にフレッドはいけない!
折角こんな芸達者たちを揃えて実写で見られないなんて・・・表情をあれだけ出せるなら実写でいいじゃないの・・・風景状況映像だけあの映像でやるってことは選択枝には無いのかなぁ・・・
それに映像に引っぱられてスピードに乗りすぎたからか?あのスクルージの変心が素直にじわっと沁みてこないのよね。これはこの物語としては痛い。それになんかフレッドのイメージが特に違うような気がするのも。
ディズニーだから?慈善心とか慈悲心とか善意とかをちりばめるのにそつは無いはずなのに?なんか内容は二の次だったような印象が残ってしまった。この物語こんなジェットコスターものにして良いのかなぁ?作家は楽しむのが好きだった人のようだから良いのか!