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監督  ノーラ・エフロン
出演  メリル・ストリープ、エイミー・アダムス、スタンリー・トゥッチ、クリス・メッシーナ、メアリー・リン・ライスカブ、ジェーン・リンチ、リンダ・エモンド

この頃・・・年だねぇ・・・胃がもたれるようになってきた・・・と、つくづく思いながら映画を見ていました。生きることは食べることなのに・・・情けない!
何より一番最初に思ったのがジュリーの夫も、ジュリアの夫も大変だっただろうなぁ・・・ということです。
最近旦那達その年頃の男性陣を見ているとピロリ菌を胃で飼っているのはあらかた男かな?と、思えるのですけれど。男の方が胃が弱い?
それはともかくジュリアの方はなんてったって食べるのが好きで好きで知る人も居ない外国で打ち込めるものを探して打ち込んでいったのだから・・・応援していた夫もジュリーの夫のように1年間で胃に詰め込まれるというほどの難行ではなかったでしょうからね・・・と、まぁどちらかといえばジュリーの夫に多く同情。
それにしても女が何か成し遂げるには夫の協力は不可欠。
夫が何事か成し遂げて妻の協力が不可欠であっても妻の協力に陽の当たることは余りないから・・・夫達の難行も結婚生活を続けるならお互い様ね・・・と軽くいなそう!それにしても、悔しいほどいい夫たち!ま、妻がいいから?夫もいい!
楽しい映画だった!あの料理は多分外人が思うほど日本人は美味しそう!と思わないかもしれないけれどね。一緒に見ていた友人達と牛肉を赤ワインで煮る料理までは確実に日本の食卓の定番料理に近くなっているけれど、丸ごと1羽の鳥詰め物入りの料理はまだあまり日常にはなっていない・・・ならないよと一致した。
ローストチキンならともかく詰め物ハーブはどうかな?というように後で料理の話で盛り上がった。バターをあんなに心置きなく使えたらねぇ・・・もっとも毎日あんな料理は食べたくないというより食べられない、無理無理。仕事から帰ってきて買物をし、仕込み、料理し、食べさせる。365日で500以上のレシピ?それも無理!専業主婦ならともかく?子どもが居ないからだよ?なんて。それにしても、彼女達は何でアンナに感情をぶちまけられるんだ?落ち込んで舞い上がりへこん飛び上がる!特にジュリーはね。時代のせいかもしれないけれどジュリアの方が周りへの配慮があったわね。
どちらにしても彼女達二人とも可愛かった。「ダウト」のあの二人だよ、嘘みたいだね。二人ともふっくらして、声も高くして・・・ホントうまいねぇ。別世界の二人だったね。エイミーは将来のジョディ・フォスターかと思ったけど、未来のメリルだ!メリルといえばスタンリーさんと・・・「プラダを着た悪魔」思い出さない?またメリルの映画の予告してたね。良く働くねぇ・・・仕事が来て来てしょうがないんだね。スタンリーさん「ER」に出てきたと思ったら引っ込んじゃった?もう出てこないの?あれで終りかなぁ?「24」のクロエ、映画で見たよ。「ファイアー・ウォール」「リトル・ミス・サンシャイン」「サンシャイン・クリーニング」TVでやっと名前を覚えた。・・・と内容以外でも盛り上がれました。なにしろこの映画は日常から遊離していないんだもの、どんなに私達と異な部分があっても料理という分野になるとってことね・・・女達にとってはわかるわかる!
 

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