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映画「パブリック・エネミーズ」オリジナル・サウンドトラック 映画「パブリック・エネミーズ」オリジナル・サウンドトラック
サントラユニバーサル ミュージック クラシック 2009-12-09
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「パブリック・エネミーズ」

監督    マイケル・マン
出演  ジョニー・デップ、マリオン・コティヤール、クリスチャン・ベイル、ビリー・クラダップ、スティーヴン・ドーフ、スティーヴン・ラング、デヴィッド・ウエンハム、ジェームズ・ルッソ、ジョバンニ・リビシ、マット・クレイヴン
予告編で見たとき「ああ、こういう映画待っていたのよ。ジョニーがジョニーらしく?普通にいい男に見える映画をね」と、思って友人と楽しみにしていました。
だって、ジョニーがジョニーと思える映画って意外に少ないんですよ。ジョニーがジョニーに見えない映画で活躍しすぎるからでしょうか?実はあっちがジョニーだったりする?俳優が演技派になろうとすると・・・妙に癖のある役柄を好んで出たりするようになる?大体ブラピもブラピを堪能させてくれる映画「ジョー・ブラック・・・」くらいしかないじゃないの・・・と、憤慨していますよ。
同じくジョニデが凄くいいなと思ったのは「ギルバート・・・」に尽きる?ま、他にもあることはあったけどさ、で実は他のジョニデもそれはそれで十分楽しんでいるんだけれどさ・・・でもさ・・・と、思うわけです。
実際のところ何ならジョニデがジョニデに思えるかわからないんですけど。大体友人がジョニデっていうから使ってますが、実は使いたくないんです本当は。こんな風に混乱するくらい?この俳優さんは目が離せません。ごたごた書いたのは結局この映画、期待したほど満足しなかったって事なのかなぁ・・・と、今ゆっくり思っているところです。
マリオンさんは本当に綺麗でしたけれど(ピアフの老け役した人とはとても思えん!)・・・恋は描きそこなったかも。あの二人一目ぼれ、ドボンと落ち込んだにしても・・・だとしても、永遠の絆結べたようには・・・そこまでは描きこめませんでしたものね。確かにマリオンさんの瞳は乾杯できるくらいステキだったけど。恋も描き切れなかったし男達の絆も描ききれませんでしたね。誰が誰でどういう深い信頼関係があったのか・・・あれよあれよ・・・で片っ端から死んでゆく。
デリンジャーが輝いたのは、勿論悪の世界で、ほんの一瞬。時代のスピードについてゆけなかった強盗。時代が必要とする悪のスピードに乗れなかったんだね、置いていかれたんだ・・・という悲しみはあったけれど。だから次々に出てくるフーバー長官とか男達を「えーとこの人何で見たんだっけ?」とか「あーこの人もこの手の映画によく出てくる人だ」なんてことばかり。「デヴィド・ウエンハムさん待ってたのよ」とか、そうフーバーさんは「ビッグフィッシュのあの息子だ!」とか、「クリスチャンさんはほんと押し出しがいいよね」とか、最後に目立った捜査官、スティーブン・ラング?「この人のこの顔と目はこの手の映画には必須だね」とか?まぁ前半のジョニーは颯爽と登場して・・・それなりに飢えていた部分の何分かは埋めてくれたんだけれど・・・でもやっぱりジョニーは素直じゃないんだなぁ・・・と、ため息をついたって処ですか。