ジーン・ワルツ
映画タイトルINDEX : サ行 3月 13th, 2011
監督 大谷健太郎
出演 菅野美穂、田辺誠一、大森南朋、西村雅彦、白石美帆、南果歩、浅丘ルリ子 、濱田マリ、風吹ジュン
なんだかんだと言いながら?言ってない!私は海堂さんに忠実です。 作品もせっせと読んでいるから、友人からこの映画か「毎日母さん」か「ソーシャルネットワーク」を見に行こうといってきた時、迷わずこの映画をあげました。 でも残り二つも見たいことは見たいですが。海堂さんの作品の中では一番小説としてまっとうだ!という気がしています。 正面切っておちょくらず斜に構えず笑いも取らず…っていう印象があるんです。 もっとも最近ボケが進んできて読んだ片端から忘れていく傾向が顕著になりつつあります。 今度はこの物忘れからの…病?について書いてください。寄り道はそれとして「books memoranda」にあらかた書いちゃているから。 映画も田辺さんの7・3分けが笑えたくらいで、まじめに作られていました。どうやっても子供が増えていかないってことは政府の打つ手が間違っているってことですよね? お金でつられるか?子供を育てるのはお金だけじゃないんだからね。 おばさんたちは寄ると触るとこの話題ですよ。 社会が変わらなくちゃ…医者を育て、生活を保全し、愛情を育てる…どうしたらいいんだろうね?って。 でもそれって私たちが母になったころは当たり前にやれていたことなのに…なんでだろう?自由と権利と義務は並び立たないのかね? そうじゃないでしょ、子育てが喜びだって信じられないんじゃないの? 私たちが育てた子供たちが…そうだってことは…? まぁ私たちが作ってしまった社会がいけないってことか? どこをどう直せば子供が育つ社会が当たり前にできるんだろうね?色々考えちゃった映画でした。問題が山積みなのはわかるんだけど、それを一個一個克服していく道の遠さよ。 でもだからって手を抜かないで政府よ、本当にいい手を気長に続けてください。祈っていますよ。 しかし風吹さんて本当に自然につかえる女優さんですね。 こんなにいい人いないんじゃないかっていう温かみがいつも見事です。(2011・02・16)
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