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監督  佐々部清
出演  宮﨑あおい、堺雅人、余貴美子、大杉漣、吹越満、津田寛治、犬塚弘
ちょっと昔…いやもう大昔なのかなぁ…。鬱と聞くと、この漢字のような気がしたものです。 大変だわねぇ、ちゃんと治るのかしら…と。でも今これは日常になりました。日本の社会がバブル崩壊した後くらいからですか?それとも本当はバブルの波に打ち消されて見えなかっただけなんでしょうか?
今友人の団地では高齢化で…そのせいかどうかは分りませんが…町内に8人のうつ病患者を抱えているそうです。 何でわかるかというと、彼女が友人を病院へ連れて行ってあげていたら…連れて行ってくれる人がどうも必要らしくて? 先生にお近くに他にも薬を出したほうがいいかもしれない人がいるので、ボランティアで連れてきてあげてくれないか?と頼まれたそうなんです。
それを聞いてから、家族のいない鬱の人はどうするのだろうと心配しています。 やっぱり病院へ行かなければ治らないんでしょうね。
この作品のようにツレの病気の原因が会社だ!と特定できるときにはやめた方がいいのでしょうが…ひとり暮らしの人が止めてしまって社会と接点がなくなるとどうなるのだろう…病院へも行けず、収入も途絶えて…などと際限なく私の思考も下降線をたどっていってしまう。 誰でもなる可能性のある精神の?心の?風邪なんだそうだから。
そう思うとこの夫婦は本当に幸せだったなぁ…こんな風にうまくいくケースって鬱を発症した人のどのくらいのパーセンテージなんだろう?なんて考えてしまった。
それはともかくこんな風に夫婦で切り抜けていけるといいね。こんな夫婦が一組でも多くありますように。
私たちも含めて! 思いやり思いやりこれが一番の処方箋で、社会そのものに一服盛るべきなんだ…。

しかし本は続々と、あるんですね。つまりこのくらいの時間では完全に治らないということなのでしょうか?それでも絶対治ると信じてノンビリ行くしかないのでしょうか? 家族全員の協力と我慢?つらいなぁ…大変なんだなぁ…ハルさんはスゴイなぁ…エライなぁ…私だったらどうかなぁ…やっぱりつらいなぁ…

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