ダ・ヴィンチ・コード
映画タイトルINDEX : タ行 5月 24th, 2006「本」で書いたからやはり映画も見てきた以上書くべきだと思う。
が、さて・・・どう書いたらいいものか。
友人から
「今度の「会」丁度いいからダ・ヴィンチ・コード見に行かない?あなた銀座に近いから予約券手に入れておいてくれないかしら?」
と電話があって
「でも会は水曜日よ。六本木はいつも予約するけど日劇のレディスデーも予約できるの?」
「できるでしょ!」
で、すたこら出かけたら、予約の行列は出来ていたけれどなんとか予約できた、4人分。
その後土曜日の夕刊のニュースで開場前に100メートルの列が出来たと読んだ。
だから今日、電話をしてきた友人は「私って本当に先見の明があるわよね!」と、自賛していた。
並んだのは私だけれど、まぁ、確かに!
皆ニュースも読んでいたし、繰り返し繰り返しTVに閃く予告も見ていたし、予約券のある身、のんびり出かけていったら切符を求める長蛇の列が見えたし、期待感はいやがうえにも・・・
と、いった事情を長々書いているということは・・・なんだけれども、
決して映画の出来が悪いと言うことではないのだが、本の感想がしっかり出来ていると、
「映画と原作は別物だよねぇ・・・」なんて、また言ってしまいそうになる。
あの本の中身を凝縮しているのだから、もっとスピード感に満ち満ちてもよさそうなのに、意外とそうはなっていない。
上手に物語が整理されていると言うことも勿論あるのだが、人物描写をすっ飛ばしたせいで妙に簡単なうすべったいお話になってしまったようなのだ。
まづジャン・レノが演じた警視に意外性が無くなった!
イアン・マッケランがガンダルフの陽気な憎めない目つきで終始するので、ついこちらもにこやかになってしまう?
ポール・ベタニーの修道僧の恐ろしいまでのストイックさと狂信と従属が、経過がはしょられているので理解できない!
恐怖感も嫌悪感も沸きそこなった。
カトリックがこの作品を嫌悪する理由はわかったけれど、肝心の謎解きが妙に簡単過ぎない?
シオン修道会はこれじゃぁ何とか無事繋がっていけそうだよねぇ・・・って、えぇっ、安心していいんだっけか?
トム・ハンクスは演技力見せ所が無かったなぁ、オドレイさんは可愛らしさ魅せそこなったなぁ。
でも、フランスやイギリスや舞台はとてもよかったなぁ!
ルーブルとテンプル教会は行ったけど他のとこも行って見たいなぁ!
ロスリンて「ロード・オブ・リング」のロスロリアンを思い出さない?
と言うわけでもう一度いうけれど、小説と映画は別物だからね、映画を見ただけでも「キリスト教って一筋縄じゃ行かないんだなぁ。宗教ってなんなんだ?神なんて出来なければいいのに!」って思えることは思える?
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