マシュマロ、好きですか?
ジャガイモ好きですか?
マシュマロを好きなように、ジャガイモを好きなように、なんか分からないけれど好きな俳優さんがこの人です。
マシュマロとかシュークリームとか柔らかくて形が悪いけれど愛嬌があるものとか連想してしまうのは、この人が多分ちんまりと垂れた目とふっくらした赤い頬とかなり大柄に見える雰囲気からかしらねぇ?
うーん、頭の中を絞って思い出す・・・としても、見た映画は多分「ザ・ロック」「交渉人」「グリーン・マイル」「ダンサー・イン・ザ・ダーク」これくらいです。
しかも「グリーン・マイル」を除けば別に好感が持てるというような役をしていたわけではありません。
「ダンサー・イン・ザ・ダーク」なんてどう考えても好きになれない役を演じていました。
なのに、なんとなく
「どうしているのかな?」
「どんなお仕事してるかな?」
「今度、どんな映画で見られるかな?」なんて思ってしまいます。
なんで私の意識下に忍び込んだのかわからないんですよねぇ。
「ザ・ロック」のエド・ハリスの後ろに立つ姿は(エド・ハリスもよかったけれど)「忠誠とはこんなもんだ!」を絵に描いたようじゃありませんでしたか?
「交渉人」のスワット、「何かあるぞ、こいつ」怪しい匂いぷんぷんでしたよね?
[グリーン・マイル]の看守、こんな感じで見回りしてくれたら死刑台への道だって暫し忘れて癒されますよねぇ?
こじつけて理由を考えると、ごく自然に彼はそこを自然にさせて「居る」んだという感じで私の中にも小さいけれど居場所を作ってしまったということでしょうかねぇ。
でも俳優さんだったら、これは当たり前。
それに+αがあったから印象に残ったんですよね。
それは、その+αってなんだろう・・・?・・・ただ私のタイプだっただけだって?
えー、あのジャガイモさんが?
そういえば吉永小百合さんもジャガイモがタイプだって言っていましたよね。
ジャガイモって「いい女!」の「タイプ!」なんだ、きっと。

今、「夢駆ける馬ドリーマー」に悪役で出ているらしいですね。
幾ら彼でも天才子役さんと馬が敵では・・・勝ち目は見えていますよね。
だから見に行かないんだ!ホント?

先日書いたエドモン・ロスタンの「シラノ・ド・ベルジュラック」、
意外に島田正吾さんの向こうを張れるんじゃないかなぁ。
翻案物、所はアメリカ、南北戦争期、南軍のグレーの制服で・・・なんて、今時流行らない恋物語ですが。