監督  ビル・コンドン
出演 ビヨンセ・ノウルズ、ジェニファー・ハドソン、ジェイミー・フォックス、エディ・マーフィー、ダニー・グローバー、キース・ロビンソン、アニカ・ノニ・ローズ、シャロン・リール

ありがたいことに?ブロードウェーでミュージカルは見ていない私ですから(あ、1回だけNYで「スモーキー・ジョーズ・カフェ」って言うのを見てます)、ハリウッドのミュージカル映画は私には最高の娯楽です。
あの世?へ行っちゃえます。
「ウエストサイド・ストリー」から最近では「シカゴ」「オペラ座の怪人」「レント」「プロデューサーズ」・・・と「ウォーク・ザ・ライン」も含めてもいいかな。もっと言えばアステアの作品もジーン・ケリーも「メアリ・ポピンズ」「チキチキバンバン」「サウンド・オブ・ミュージック」「マイ・フェア・レディ」「フット・ルース」・・・限が無いか・・・?
だから、当然これも見ます。で、全く文句無く楽しんで来ました。
見るたびに何時もですが、あらゆることに感嘆!です。
ショービジネス裏話物語もありふれていそうでも面白かったです。
久しぶりのスーパーマンではないエディさんも楽しめたし(疲れなかったし?)。だって、彼の映画は随分見ましたが、彼の演技力なんて考えたことも無かったし、ましてや歌なんて思いもしませんでしたから・・・驚きでした。本物の芸人さんは凄い!
それに新人ですって?嘘でしょぅ?のジェニファーさんは圧倒的に迫力満点魅力的!だったし、アメリカにはどれだけこんな新人がいるのでしょう?ってまた思いました。アメリカで作られて送り出されるミュージカルが面白いわけだ!
バービー人形みたいなスタイルの後期?ドリームガールズのスタイル&ダンス・ミュージックは大好きだし(ダイアナ・ロスもシュープリームスも覚えてますよ、だからあのポスター群なんとなく懐かしくて)・・・ビヨンセさんの美貌は確かに好き嫌いはともかく「!」ものですし・・・超を千倍して羨ましい!!!
途中まで「これってエフィーが主人公じゃない!」と思って、「なんで助演女優賞なんだろう?」って思っていましたけれど、後半・特に最後のビヨンセさんのソロと行動で「ああ助演でもいいんだ?」と思いました。でもビヨンセさん歌のほうでこんなにスターなのによくここまで抑えた?演技で終始できたものだと、これはこれで凄い!かも。
エフィーの「ワン・ナイト・オンリー」で大感動して聞きほれたのに、劇場から出てきて私から出た鼻歌は「ドリームガールズ」の「ワン・ナイト・オンリー」でした。やっぱりね?私はあの当時の大衆なんです。そうしてみるとあのマネージャーの手腕は確かに「たいしたものだよ屋根やのふんどし・・・」これも私の鼻歌でした。

難点?は二つ
ジェイミー・フオックスはどうも好きになれないので、だから我慢して「レイ」も見なかったんだ。他の人じゃいけなかったのかなぁ・・・と、ぼやく私。
そして、キース・ロビンソンさん、このタイプは好きです(テヘッ)。なのに、「ホワイト・ハウス」のデュレ・ヒルさんと「華麗なるペテン師たち」のエイドリアン・レスターさんとこの3人見分けが付かないよーと、ぼやく私。

ついでのボヤキ
この頃年のせいか決断力が鈍くなっている!「レント」はサウンドトラック躊躇わず購入したのに「オン・ナイト・オンリー」の鼻歌が怪しくなっている今、なんで買って来なかったんだろう?アマゾンがあるさ?