監督  アレン・コールター
出演  ベン・アフレック、ダイアン・レイン、エイドリアン・ブロディ、ボブ・ホスキンス、ロイス・スミス、ロビン・タネイ

ジョージ・リーブスっていう俳優さんだったんですね?
大昔、子供の頃楽しみにしていたTVドラマのスーパーマンさん!
スーパーマンにクラーク・ケント以外の名前があるなんて思いもしなかった?あの頃。彼はスーパーマン、クラーク・ケントさんでした。
しかも放映が終ったのを残念に思っていながら、主演のスーパーマンさんが自殺していたとは・・・!全く思いもよりませんでした。今頃びっくりしていたわしいと思っています。
予告編でスーパーマンを演じていた俳優の自殺・・・と聞いていながら私の頭の中ではあの丸みを帯びた優しいふっくら頬の四角い顔のクラーク・ケントさんとベン・アフレックの顔が結びつかなくて「自殺したって?まさか、私の好きだった玉よりも早いあの人のことじゃないよね?」でした。
白黒の映像はメガネを取ったスーパーマンになったときのクラーク・ケントの目の色が白っぽくて・・・「アァ、外人さんだ!」って感じだったんですよねぇ。
そんなわけで「スーパーマンさんの自殺は本当だったのか?」そのものが私の疑問になって、その疑問を解きに映画館へ出かけていきました。結局その疑問はそのまま今も疑問なんですが・・・きっと既にあの頃そうだったように?回答もそのまま、3つのうちのどれかに違いない?のままだったのです・・・
私にとっての収穫は「エイドリアン・ブロディさんになかなかな使い道があった!」ってことと、「ダイアン・レインさんが幾つになっても美しいなぁっ!」そして「あの懐かしいスーパーマンさんを演じていたのはジョージ・リーブスさんという俳優さんだったんだ!」ってこと。
あの当時の俳優さんにとってTV俳優であるということ、映画俳優ではないことがそんなに屈辱的であったということの驚きというか気の毒さ。キーファさんなんてTVの方が生き生きしているじゃないの・・・なんて思うと、時代に殺されたってことになりましょうか?ただ、俳優さんにとって役柄のイメージが固定してしまうことの怖さと強みはよくわかる気はしますね。色々な俳優さんが当たり役を降板したり、同じ役にがんじがらみになって尻つぼみになっていくのを見ていますもんねぇ。
シャーロック・ホームズにとっ捕まってしまったコナン・ドイル!アルセーヌ・ルパンに乗っ取られたモーリス・ルブラン!って?違う!ったら。
ハリウッドには昔も今も魔物はちゃんと居る!どんな一瞬の栄光の中にも魔物はいる!
あの、昔の白黒のスーパーマンを知らなかったら、ベン・アフレックのリーブスさんは悲しさの表現がとても効いていたなと思ったでしょうね。差し込まれるスーパーマンの映像に違和感を覚えているうちに・・・???煙に巻かれちゃったような感じです。それにしてもこの映画、映画としてどうだったのかなぁ?・・・と、思い出そうとしているのですが・・・妙に妙だわ。