監督  マイケル・ベイ
出演  シャイアー・ラブーフ、ミーガン・フォックス、ジョン・ボイド、ジョン・タゥーロ、レイチエル・テイラー、ジョシュ・デュアメル、タイリース・ギブソン、アンソニー・アンダーソン

予告を見た段階で行きたい!と思った映画の一つです。
だけど行くのをうんと躊躇った映画の一つです。(そういうのはいっぱいあるのですが)だって、どこから見ても男の子の映画ですものね。だけど私の「好き!」って分野でもあるんですね・・・そここそが。
男の子って幾つになっても車(乗り物)とロボットなんだ!と改めて納得しましたよ。目が開いたか開かないうちからうちの男の子たちは交差点を行き来する車を見て喚声を上げていましたもんね。
そんなままで大人になった人たちのお楽しみでしょ?で、私のどっかにもその手の尻尾がくっ付いているってことでしょうか。
スピードを楽しみました。うふっ!わぉー!です。
欲を言えばあの変身シーン、もうちょっとユックリ映像変化をみせてくれてもいいのになぁ・・・です。スピードが楽しいのに、でも途中経過ももっと見たい!折角なんだもの。子供が超合金のロボットをシャキーンガチャーンと声を出して変身させていた時みたいに。
彼らロボットさん(金属生命体だって!)の名前がなかなか頭の中で追っついていかなくて・・・えーい!善い方の金属生命体さんはグレンダイザーでいいや!(私はトランスフォーマーというアニメは知らないんです)ってわけで、頑張れグレンダイザー!って心の中で叫んでいました。だってあの善い方の親分はグレンダイザーとちょっと色目が似ていたもの?「沼のほとりのバドルビー」みたいな名前のロボットさんとか・・・って具合。子供たちの好きなタイプの車が勢ぞろいするわ・・・戦闘機が変身するわ・・・小さな鋏だらけの手のこましゃくれた子悪党のいたずらっ子みたいな悪い方のロボットさんが面白かったわ・・・携帯の変身も面白かったわ・・・って具合に私は満腹しました。坊やが、元気者のお姉ちゃんが、心で交流できる生命と心のあるロボットさんて素敵!みたいな?
この手の映画には絶対必要な演技力のある大人!ジョン・ボイドさんが結構こき使われていた・・・というか張り切りまくっていた・・・やっぱり男の子なんだ!っていう感じがまたいいんだ。
正直あのキューブをロボットに押し込むとどうしてああなるのか今一わかっていない私ってやっぱり男の子じゃないんですかね?
隣のお兄ちゃんみたいな主人公の坊やはその昔のうちの息子等と余り変わらないようで妙に親しめてしまいましたし。だから彼と黄色の車さんの交情は、ぴったり息子と一緒にベッドで寝ていたグレンダイザーの交感場面を想起させて、妙に懐かしくもありました。
ま、子供と一緒にTVを見ていたあの頃、私はタイムボカンシリーズの方が好きだったかもな?あれは忘れられませんわん?
エンドロールを見ていたら(私は楽しませてもらった感謝を込めてスタッフさんの名前を拾い読みすることにしています)アルメイダさんとマグゴナガルさんを見つけました。どうでもいいことだけど、
わ、本当にこんな名前の人がいるんだとちょっぴり嬉しくなりましたっ。