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監督  アラステア・フォザーギル、マーク・リンフィールド
ナレーション 渡辺謙

子供の頃にディズニーの白い大陸を見に連れて行ってもらいました。
この映画の名がしっかり脳裏に刻み付けられているところを見ると、子供心にも感動したのでしょうね。(あの頃のフィルム、ディズニーに残っているのでしょうか?比べてみたいと一寸思います)
それ以来この手の記録映画というとやっぱりむずむずと「見たい!衝動」が蠢きます。
それでも年に数度スクリーンの映画が見られたら御の字だった頃は、ドラマなもの?目くるめくストーリーのある物を選択しちゃっていましたけれど。その間に映像の技術はどんどん進歩して、ヘリコプターの陰が映り込んだり、揺れたり・・・なんてことはもう遠い昔のどこの話か?と言うくらいになりました。
この映画も一体どこからどう撮ったんだ?と驚く映像だけで出来ている!っていう感じでした。
こんな風にあらゆる動物・植物の生態を記録できるとこの星がどんなもので出来ているのか実感が湧きます。
それも凄い!極め付きの!実感!
何もごちゃごちゃ言う必要もなく、ただこの星をこのまませめて現状維持でお願い・・・って、思いましたけれど・・・生態系のバランスって本当の所なんでしょうね?
人間が生まれてくるずうっと以前からこの星は生まれ滅び去る動植物の行列があったのでしょうから。ただここまでこの星を能動的に?短い時間で変化させた動物の出現は地球さんの、またはこの星をつかさどる神さんの想定外だったろうとは思うけれど。
この星を壊すことなく人間が滅びても、また次の動物が上手く栄えられる余地さえ残せればいいのじゃないか・・・なんて。新興の新しい知的動物が人間の生態を記録し、その種の保存に心を砕く時が来ないとは限らないでしょ。
とにかく水と空気と太陽光だけは次世代(が何になるにせよ)に残して措いてあげましょうよ・・・はて、できるか?それが?