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監督  ポール・ウェイランド
出演  パトリック・デンプシー、ミシェル・モナハン、ケヴィン・マクギット、シドニー・ポラック

決して見に行く予定は無かった映画です。「魔法にかけられて」でも印象に残ったのは私の場合「ジェームズ・マースディン」の方。
予告編の段階ではありふれていすぎるハリウッド・ロマンチック・コメディーの域を一歩も出ていないでしょう!ッて印象でしたしね。題からしてダサイ!
パトリックさんはでもコメディーのセンスはありそうな・・・あくまでありそうなお顔していらっしゃいますが・・・だったのですが。マァ、間違いなくコメディーでしたが。
でもこう毎晩?旦那様は飲み会だとすると・・・することないし(本当はいっぱいあるよ)じゃぁ、彼の飲んでいる間映画でも見ているか、ロマンスにでもどっぷり、風呂が変わりに?ポイントもあるし・・・みたいな。
で、本日映画館独り占め。全くの独り占め!だーれも居ないんだよ・・・ウ・嬉しい!ひょっとして猛烈マニアック映画だったりして?
そんな期待は直ぐ吹っ飛びました!
日本じゃ自分の容貌に自身を持っていない男の子がいっぱいいるんだなぁ・・・なんて、秋葉原事件で思いませんでしたか?なんでこんなに皆自信をもてないでいるのでしょうか?パトリックが・・・あのパトリックがあんなに自信たっぷりでNYを闊歩していられるのに?ちょっぴり可愛いそばかすハンナもそのお友達も皆あんなに自信たっぷりでいられるのに?
ハンナは恋をして帰ってきたらちゃんと魅力的に成っていましたよ・・・凄い!ほら、時が来たら誰だって魅力的になれるんだよ!
日本の今の子たちは私の目から見れば・・・「なんて日本の子供たちはきれいに可愛くなったものか!」と、驚異なのに。
本当ですよ、私たちの子供の頃から見ると見た目は本当に良くなっていますよ・・・ねぇ?なのに自信の無い子の多いこと。この映画見て
自信たっぷりに振舞うことのメリットを知りなさい!といいたいところですが・・・「?」なのは映画の中の彼らに全く生活感の無いところ。バスケに集まる彼らも、式準備に集まる彼女等もなんで食っているの?職業は持っているらしいのに・・・なんであんなに時間があるの?みたいな・・・結局夢のための夢物語、野暮は無し。大体このての映画では・・・やっぱり私は残された人の方を考えちゃう組なんだけど、青春だったから音楽に押されて?ダスティンさんにエールを送っちゃった苦い経験はあれど(その時だってこれでいいわきゃないよって思ってた)この場合は絶対コリンでしょ!スコットランドでしょ(あの領地でしょ?)!伯爵でしょ!思いっきりガーンとやれて良かったよ、おばあちゃん、よっしゃ!って感じでしょうか。それでも許せるものか!ネ?
モットモネ「ニュヨーカーがあのスコットランド高地で長続きするはずは無いんだから・・・放って置いても帰ってきたよ。」と、あほらしく一人淋しくすねまくってきた私です。