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映画「次郎長三国志」オリジナルサウンドトラック 映画「次郎長三国志」オリジナルサウンドトラック
サントラランティス 2008-09-26
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監督  マキノ雅彦
出演  中井喜一、鈴木京香、岸部一徳、北村一輝、温水洋一、笹野高史、近藤芳正、中山聡、木下ほうか、真由子、木村佳乃、竹内力、佐藤浩一、高岡早紀、蛭子能収、長門裕之

参っちゃったなぁ・・・こういう映画、なんと言ったらいいんだろう。
年からして相応に物語も登場人物も一応知っているしねぇ・・・色々な人の次郎長も石松も見ているしねぇ・・・で、こう・・・パンフ眺めていると・・・見たいような・・・見たくないような・・・
珍しく乗り気の旦那に釣られて行ってはしまったけれど・・・やっぱり・・・?なのよ。
頭の中で鳴り響いているのは宇崎竜童さんのあの歌声!って、いつもの次郎長のテーマソングそのものなんだけど、あれは一度聞くと暫く耳から離れないタチの歌なのよねぇ・・・だからこの数日、気が付くと頭の中で歌っている。
うーん、この配役有り得るような、有り得ないような・・・不満のような許せるような。実際は皆さんそれぞれに熱演というか上手かったんですよね。演技上手って言うか・・・実際、清水に集った彼らは結局こんなもんだったんじゃないかなぁ・・・なんて気も。
で、「とりあえず次郎長関連の人物全部揃えてみました。」ってな勢いで広げてみたものの、「サービス満点の時代劇、ご覧に饗じます」とふろしき広げてみたものの「なんだ!お涙頂戴に落ち着いたのね?」みたいな?
お蝶の最後を長引かせすぎじゃないの?やりすぎだぁ・・・と思った途端に、私的には結局のところもっと活きのいい男たちの粋が見たかったんだぁと気が付いたところです。
中井さんと鈴木さんのところどころどさ回り興行芝居みたいな乗りが中途半端に面白いようなバカバカしいような?気恥ずかしいような?絵になりそうで・・・えー?で。ただ単に素直に考えれば、喜一つぁんの次郎長はいいはずなんだけどなぁ(いや実際に、いいのよ!惚れ惚れするよないい男!)・・・ホゲタの久六がもうちょっと何とかなったらなぁ・・・うーん、ウーン・・・楽しそうに生き生きしていたのは桶屋の鬼吉と綱五郎?あと気に入ったのはおきんのまくし立て。