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監督  ミシェル・ゴンドリー
出演  ジャック・ブラック、モス・デフ、ダニー・グローヴァー、ミア・ファーロー、メロニー・ディアス、シガニー・ウィーバー、アージェィ・スミス

満腹の昼食後4人のオバサンが雁首並べて見ました。
そして普段余り映画を見ない友人が声を出して笑っているのを見てちょっと胸をなでおろしました。
「コープス・ブライド」を見に連れて行ってから彼女たちは私の選択眼を許してくれていません。(あれはたまたまのたまたまだったのに~しかも今回も「ブーリン家の姉妹」と時間が外れちゃったアクシデントのせいだもの、しかもそれは私のせいではない!しかもいまだに最悪映画に指定?中)
でもまぁ今回は、ジャック・ブラックさんがいます。でもでもモス・デフさんもいるのですねぇ?だって「16ブロック」で、思いっきり声の、話し方の気に障ったお兄さんではありませんか?不安でした。
大丈夫かなぁ?大丈夫じゃありませんでした。声はやっぱり嫌いです。でも今度の人物像はまぁまぁ?許せる!
やっぱりブラックさんですよ。この映画は。それにダニー・グローヴァーさん、老いたなぁ・・・と、思えども雰囲気いいのよ。で、もっといいのがミア・ファーローさん!このなんともいえない間って言うかぽかぁんとした感じ?面白く老いたのね?って感じです。
だからか「なんか分からなかったけど、なんか笑えたのよねぇ・・・」が映画を見ての皆さんのご感想でした。ほっ!
「いやいや、リメークされた元ネタ映画を見ているともう少し笑えたかもね?」なんて。でも多分見ていなかった彼女たちを笑わせてくれてありがとう!です。
いやいやいや、私でさえハード・ディスクとDVDとVHSと使いこなして?いる今時、これは一体アメリカのどこ?って映画です。
ミライを切り開けたのかな?あの町中の人を集めちゃったようなラストシーン・・・「あれで、安心できるのよね?」と友達に聞かれたけれど、アメリカってそんな油断?出来るような国じゃないってーの。
逆回転ねぇ・・・まぁ、そうねぇ・・・CG全盛のこのご時世手作り映画は時代の逆回転かなぁ?ま、なんでもいいわさ。
ホンワリと笑いでくるんでくれたんだから。
しかしねぇ・・・リメイクする面白さは思いっきり分かったけれど、あのハチャめちゃさがなんともいいんだけど・・・実を言うと私全部あのリメーク作品見たいのよー!彼らの作った映画を!って、有り得ないけどぉ。
「ドライヴィング・ミス・デイジー」なんて絶対ダニー・グローヴァーさん本人こそが出演したかったんじゃないかって思うしね。
ところで、伝説のジャズマンって実在ですか?
最初を乗り切れば―ジャックの帯電シーンまで―笑えてちょっとセンチになれるかもね。ほんとCGが無かった頃の映画作りは楽しかったんだろうなぁ・・・って、思っちゃった。多分CG作っている人たちは今はもっと面白いんだよーって思っていると思うけど?