不都合な真実

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監督  デイヴィス・グッゲンハイム
出演  アル・ゴア

さて、これを書こうと思った矢先、今朝ですが、アル・ゴアさんの「不都合な真実」というニュースが各チャンネルで流れましたね。
アル・ゴアさんは大統領選には絶対出ないと明言しているにも関わらず、まだ政争とは無縁ではいられないようです。
って、無縁なわけないか!これだけこの作品が世界中の多くの人に見られると「環境・気候クライシス」は政治の最優先?争点にならざるを得ないでしょう?
ブッシュ陣営(京都議定書を批准せず、石油ジゴロ?族として知られる)としてはゴアさんによって目をそちらの方に向けた衆愚?を何らかの方法で?どんな手を使っても?「違う方に向けたいに違いない!」と、思って私は今朝のニュースを見ていたわけですが。
どちらにしてもゴアさんも一応足元を見なくちゃね。
さて、衆愚と言えば私・・・たち?(ごめんなさい!)笑っちゃうようなおばさんたちですよ。
だって渡辺淳一の話題から入ったのです。
「ねえ、渡辺淳一の映画やっているって、誰か見た?」
「渡辺淳一大嫌いだもの、絶対見ない。」
「私も嫌い!」「私もよ。」「色ぼけって感じがするの。」・・・
結論「女の人で好きな人一人も知らないのに何で映画化されるんだろうね?」「男が見たいんじゃない?」云々云々・・・で、私思い出しました。京都で10歳以上も年上の友人がいました。
「「失楽園」の映画のチケットを貰ろたんやけど行かん?」と、誘われて映画を断ったことの無い私は喜んで付いて行きました。見終わった後、彼女は平謝りでした。「なんてものに誘っちゃったのやろ、奥さんにこんなもの見せてしまって、ご主人に申し訳がたたん。悪いことしたなぁ・・・気持ち悪いもん見せてしまったなぁ・・・こんなんやて知らなかったんや、堪忍。」「私内容知っていたわよ。だから全然悪いこと無いわよ。」「へっ?知ってたのに行ったん?」
だからと言うわけでもないのですが、
「その対極といったらなんだけど・・・ゴアさん知ってる?」
「あ、それ見たいと思っていたのよ。」というわけで、とんとん拍子に私たちはいつものおしゃべり三昧の時間をゴアさんの「不都合な真実」に振り替えたのです。
見終わっていつもだったら別かれる時間に「感想話しあいたいわね。」で、喫茶店へ。
盛り上がりました!
「こんなにいい男だったかしら?」満場一致!っていうところからなのがおかしいけれどね。
実際自信たっぷりに講義しているゴアさんの信念の揺らぎの無さも、話術の上手さも本当に魅力的でしたし、私たちの温暖化の意識が環境・気候クライシスにまで容易に高まったのは押して知るべし!
翻訳の字幕でなかったら、もっと笑えていたかもしれないと言う感じでしたね。こんな風に講義を内容を上手に人に伝えるスキルをもっと学校の先生方にも学んでもらいたいものです。
私たち皆、すとんとゴアさんの手中に落ちました!
実際こういう意識は庶民全てが意識に刻み込んで「小さいとこからこつこつと?」誰かさんみたいに?励まないといけません。
世界中で「こつこつ」?凄いじゃないの!
「あなた何枚着ている?」「薄着ねぇ・・・」「もっと着て、室温下げるのよ!」「ハイ!」「この間レンタカー始めて軽借りたわ。」「私もそれでいいと思うのだけど旦那は嫌がるのよね。」「軽で十分よ、旦那に否応言わせないのよ。」「うちはもうずっと前から旅行のレンタは軽にしてるよ。」「自分の家のもそうすべき!ハイブリットならいいか?」
ありの一穴が肝心!と私たちは衆議一決!
「アメリカが彼を大統領に選出していたら、今どんなかしらね?」
いやでもそう思ってしまいますよね。
そしたら空港、ポリ容器もまだ素通り出来ていたかも知れません?
こんなにたくさんのテロ被害者は出ていなかったかも知れません?
「たられば」は有り得ませんが、でも・・・残念に思っちゃいますよね。
そして「たられば」と言えば「ボビー」もう公開してますか?
「ボビーが生きていたら・・・」というのも「たられば」ですが、そう思っている米国人たちって凄く不幸なんでしょうね。
都民がそうならないように?私の都知事選の1票も大事!って事です。

先々週息子が本「不都合な真実」を貸してくれました。2泊しかその本は我が家に滞在しなかったので、私はまだ半分しか読んでいませんが、まじめなオバサン集団はどうやら本も読むようですよ。
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間宮兄弟

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監督  森田芳光
出演  佐々木蔵之介、塚地武雅、常盤貴子、中島みゆき、沢尻エリカ、北川景子、戸田菜穂、岩崎ひろみ、広田レオナ、鈴木拓

予想していた通り、ふうんわりして優しくて楽しくて居心地のいい空気が漂っていました。笑っちゃった!
何がいいってともかく彼らのお部屋!
いいな、いいな、そのまま、そこに、引っ越してしまいたいくらいでした。
居心地のいい関係は居心地のいい場所にこそ生まれるのですね。
兄弟の関係がしっくりいっているのがあの部屋の使い方でとてもよく分かりました。
こどもの時からずうっと変わらずにお部屋で枕を並べて眠っているのでしょうね。
二人でビデオ見ているところ、銭湯と湯上りのシーン、思い出すだけでふっくら笑みがこぼれます。
こどもたちに専用個室を与えるまでのわが息子たちの事を思い出してしまいました。個室やらなきゃよかった?
そう、我が家も丁度同じ年頃の二人の息子がいますからね、ついわが身に引き比べてみてしまいました。
みゆきお母さんがホッコリ言っていたとおりです。
母が望むのはこの世にたった二人の兄弟ですから「ずうっと末永く仲良くしていってね!」これだけです。
話がそれましたが、あのシチュエーション、ほんとだったら異常かもしれませんけれど、二人の素直な誠実な思いやり溢れる性格で、全然不思議は無かったですね。むしろいいなぁ・・・このまま永遠に二人にはこうあってねって言っちゃいたい感じ!
商店街でのお買物も大丈夫、いい関係が築かれていそうですし(レオナさんの薬屋さんでの情景は子供の頃の商店街光景を思い出させられて秀逸?)挟み込まれる職場の彼らも穏やかでちゃんとしていて過不足なくていいでしょう?ちゃんとパーティも企画実行できる人付き合いのほどのよさもグッド!係わり合いになる女性陣も多様で面白かったですし。決して二人だけで引きこもっている兄弟ではないのですね。そして何よりお母さんとしての私は実家里帰り風景とお誕生日のエピソードにはグググッと来ちゃいましたし・・・いいなぁ・・・いいよぉ・・・でもいいのかな?この場合はいいんだよ!
酔って帰ってきたおにいちゃんの世話をするところ・・・奥さんみたいでリアル可愛い!弟。
出張先から弟に電話して「1日の終わりに電話できる人が居てよかった!」とにっこり可愛い!兄。
ぼったっくりにあって憤慨しまくって帰ってきた弟をしっかり抱きとめる兄にプシュッと怒りも悔しさも抜けていく二人の可愛さ!
なんともお互いへの甘えと信頼の可愛さが際立って見えましたけれど・・・子供の頃夕方おなかをすかせて帰ってきた父が母に風呂に入ってご飯になる前に小さな塩結びを作って貰っていた懐かしい光景が思い出されました。「これが大好きだ!」と何時も父は言っていましたっけが、あれは父の母への甘えだったかな?
銭湯とコーヒー牛乳!私にとっても対でしたし!
懐かしい甘さも、不思議なことに今は大昔に思われる両親の醸していた暖かさも感じられた楽しい映画でした。原作があるようですが、映像がこんなに楽しいと読むのはどうでしょうね?
もっともこんな楽しい兄弟、姉妹に溢れた日本ってどこか心配ですけれど・・・って?実際私の周りに多いんですもの。あそこの姉妹も、そういえば彼女の家の息子たちも家を出て行かないなぁ・・・40になるぞー?ソリャア居心地がいいんだもの・・・。あの姉妹もひょっとしてこの素晴らしい兄弟の影響を受けて?二人だけでホッコリ家庭を築いちゃうかもしれません?
平和平穏気安く居心地良く生活するという点では最高に楽かも知れませんがねぇ?
佐々木さんとのコンビ最高で塚地さんは凄くよかったけれど、最後の鈴木拓さんの表情にもおおいに笑わせて頂きました。アリガト!
これで豊洲のアンコール上映、私の鑑賞予定は完了です。淋しいな、又やってほしい!
うちの近くにはビデオ屋さんは無いし、有ったとしても劇場で見るのが好きだから。
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ホテル・ルワンダ

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監督  テリー・ジョージ
出演  ドン・チードル、ソフィー・オコネド、ニック・ノルティ、ホアキン・フェニックス、カーラ・セイモア、デズモンド・デュベ、ジャン・レノ

札幌から東京に転勤してきた頃ですから、もう6・7年前になりますか、久しぶりに朝日新聞を採り始めた時に連載していたのが曽野綾子さんのツチ族とフツ族の物語でした。
途中から読んだので全体像はわからなかったもののルワンダの惨状に読んでいてひるみました。
途中から読んでしまったので、普通なら本になったら読むところですが、この小説はどうやら「辛すぎる」という部類に入りそうだから読むのはやめよう・・・と、思ったのです。
大体それは私らしくない行き方です。読み始めた物はつまらなくても読みきる、何かで途中を知ってしまった物は必ず読みきると言うのが私の仕方です。
でも、この主人公の行き先は新聞では完結しませんでしたから、読んだとしても・・・読んだだけのところから想像しても・・・辛さが勝つだけのような気がして・・・悪い夢に落ちるだけのような気がしたのです。
それでもルワンダの虐殺の歴史は事実として私の頭の中に残って滓のようにあったようです。だからこの映画も躊躇いました。曽野さんの小説を読みきらなかったのだから、これも見るのはちょっと?という気持ちでしたろうか?
それでも気持ちに残っていると情報はやってくるものです。
ルワンダのことは何もできないと思いつつも知らないで済ませるよりは知って何もできない自分を確認した方がいいのかもしれない・・・と言う気持ちでした。そこにこのアンコール上映でした。他にもルワンダの映画が来るようですね。
日本もアジアの侵略者だった過去があるのですから言えた義理じゃありませんが、ヨーロッパの国々ってなんて事をしたんでしょうね?そしてしているのでしょうね?です!
日本が開国させられた時、イギリスはアヘン戦争で中国を侵していた頃でしたよ。あれが日本が世界に生きることのお手本になったんだ・・・なんてほんの言い訳に過ぎませんが・・・でも、そういい訳したくなりますよ。恥ずかしいことだから。でも恥ずかしいことに言い訳を重ねるほど恥ずかしいことはありません。
でも、でも、でも・・・です・・・
ヨーロッパがアフリカにしたことは人類史上最悪に近いことじゃありませんか?
ツチとフツという分類も、アフリカの直線を多用した国境線も、世界中に散らばった黒人も、アフリカに蔓延する病気も貧困も皆ヨーロッパ列強の仕業です。アフターケアは義務でしょう!と座席で情けない気持ちで憤然としながら、一方でそんな世界を上手に生きていく知性があることに感嘆もしていました。
主人公の機転、といっていいのですかね?は凄いですよ。生きていく理性に満ち満ちてしたたかで逞しくて!人ってなんて素晴らしい賜物をも一方で付与されているのでしょう!
家族を守りきることに徹したその理性と機転が結局多くの人を救ったわけですが。
紛争のある世界の中で穏健派で暮すことの怖さも知りました。
私たちは普通に穏健な政治理念を持って暮せているというだけで、なんと恵まれた社会に暮せているのかって事です。
怒りと憎悪の中で暮していると爆発した時にまず血祭りに上げられるのはどっちのグループでも穏健派です。それだけそれまで怒りや憎悪から逃れて暮せていたということなのでしょう。それだけに、虐げられた人またはその憎悪に便乗する人にとってはけ口になってしまうのでしょう。
現場から逃げ出した人々やカメラマン(ホアキン・フェニックス演じた)でなくとも、紛争地以外で安穏に暮している全ての人が「恥ずかしい」と思うでしょう。ホテルマンのポールが成し遂げたことに感嘆し賞賛する前に、国連平和維持軍(ニック・ノルティが演じて代表した)の現状に絶望する前に、本当にただ生きていることが恥ずかしいと思う映画でした。
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華麗なる恋の舞台で

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監督  イシュトヴァン・サボー
出演  アネット・ベニング、ジェレミー・アイアンズ、マイケル・ガンボン、ブルース・グリーンウッド、ショーン・エヴァンス、ミリアム・マーゴリーズ、トム・スターリッジ

この映画の何が嬉しいって、私くらいの年齢のおばさんたちが、くすくす笑いながら見て、最後にやったぁ!と心の中で凱歌を上げられるところだろう。
若い人が見るとどうかな?反対の反応があるのじゃないかしら。
一面まさしく見事ないびり!だからね。
でも、舞台から降りていく刻を知りかけた者にとっては最後の快哉に違いない。
せめてこのくらいの反撃はしたいものだ。
ただやはり「面白打て、やがて悲しき・・・」の気配は濃厚。
数年後には、いや数十年後にはこの若い女優が見事にこの出来事を踏み台にして育って、同じ事をしている可能性があるもの。
しかしこうしたたかに年を取りたいものだなぁ!
「ただでは譲り渡さない!」ってね。
アネット・ベニングさんはハリソン・フォードさんとの「心の旅」から美しい人だと思っていたけれど、年が綺麗に降り積もったのだろう、実に表情が多彩で生き生きしていた。
倦怠や疲れもにじませて悲しみ落ち込む表情は年相応!なのに一転輝くばかりに美しく、明るい若さをきらめかせて貫禄まである。
喰えない夫や、批判的な息子や、忠実なお付きのおばさんや、イメージの師匠(面白い設定ですよ)の快哉を受け取ったときの満足顔の輝いたことといったら!裏切った若い恋人のいたたまれなさ、若い女優の悔しさも快い凱歌の添え物!
ここにいたって、したたかな舞台監督の夫が若い女優に書かせた契約書も大いに私たち見るものをニャッとさせてくれて、全く生き馬の目を抜く世界をトップに立って生き抜いてきた人々のしたたかさが凄い!と、思わせられる。
意地悪という毒は人生の調味料。程の良い使い方は人生を豊かにさせます?大人の使うそれは若い人へのはなむけ・・・なんてね?
いやいやいや・・・それでもうたかたですよねぇ・・・そこはかとなく来るべき哀愁。老いの坂は速い。最後の徒花。
徒花も咲かない自分につい気が付いちゃいましたよ・・・すると?トホホ人生は悲哀一色です。
だからって訳でもないですけれど、付き人の女性の気持ち判るような気がします。
色々な役で多彩に見ていますけれど、ここではジェレミー・アイアンズが妙に健康的な大人にみえましたねぇ・・・コミカルでシニカルでしたたかで、理性的で、こんな役もっとやってって思いました。でもこの年になると、どうせ見るなら美しいものの方がありがたいですかね。そして、私的にはですねぇ・・・若いツバメ役のショーン・エヴァンスの明るいハンサムよりも眼に翳りのある息子役のトム・スターリッジの方を買いたいなぁ・・・と言う気がしますが。
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世界最速のインディアン

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監督  ロジャー・ドナルドソン
出演  アンソニー・ホプキンス、クリス・ローフォード、アーロン・マーフィ、ダイアン・ラッド、パトリック・フリューガー、ポール・ロドリゲス、アニー・ホイットル、クリス・ウィリアムス

こんなに気持ちのいい映画って過去にあったかしら?って思うくらい。見ている間中自分の顔がほころんでいるのが分かった。
最も疾走する場面では肩に力が入り心から応援をし手に汗握って夢中で乗り出していたけれど。
見終わって誰も知っている顔が無いのにも関わらず周りに居る皆に微笑みかけていた。
最も誰も気が付かなかったろうけれど?
こんな映画月に1本?見ていたら、私はズーっと幸せでいられるな。
いい人になるのも簡単かも知れないって感じ?
彼の笑顔、言葉、行動、全てに魅せられちゃった。
アンソニーが(バート・マンローさんが?)微笑んだり笑ったりするとつられて私も微笑み返し、笑い返していたもの。彼の笑顔は本当に素晴らしい!
夢を持っていればこんな笑顔も持てるのだろうか?
だとしたら、私も今から死ぬまで続く夢を探さなくちゃね?
子供のようにただそれだけを見て暮すのよ。ああ、それだけじゃいけない。それを実現すべく力の限りを尽くすのよ・・・そうでなきゃ!
何が好きって、彼が隣の少年トムと会話しているところ。
無理が無いのだもの、二人とも対等で同じ目線で、大人びた少年と大人に成れない大人とは同じなのかな?
この少年がまたとてもいいんだ!
最もいいといえばこの映画に登場する人物は皆いいんだ!
かなりやりきれないお隣さんだと思うけれど・・・、時々首を傾げたくなるかもしれないけれど・・・、誰だってあんな邪気の無い笑顔を見てしまったらね?
好きなことの知識だけは物凄いよね?これが究極のオタクって言うものなのかも?でも、そうだとするとオタクって素晴らしいものなのね?って思っちゃった。
物や知識を収集して取り込んで自分の世界を作って満足しているのをオタクと言うのかと思っていたけれど、それは夢を実現するための過程に過ぎないのならば、素敵なことかもしれないなあ。
最速を出しても、彼は又、又次も・・・って、チャレンジし続けていくのだから、その夢に関わる人たちは皆引き付けられてしまうよ・・・そういう魅力が有るよね。もてるもの全てを、乏しいのに全てを賭けているのだもの、祈らずにはいられない!
そして一生懸命肩入れをしたくなる価値が十二分にあるんだもの彼の笑顔にもひたむきさにも。
魅力的な男が素敵に生きて夢を実現して行く、そしてその周りには善意ばかりが吸い寄せられてゆく、しかもこの作品は全くのお伽噺の様ではなくてありえるって至極納得がいくのだもの。
それにスピードって素敵なの。一段加速するたびに夢中で乗り出して拳を握りしめたわ。
アンソニーの魅力もあるね。でも、実際のマンローさんもこの通りの人だったんだろうなって、思えて、素敵だなぁ・・・嬉しいなぁ・・・いい気分だなぁ・・・
1962年のアメリカはまだ夢に見てもいい世界だったんだね?
人の心も優しかったのかな?
そしてまだ夢が共通語だったんだ?
ユタ州ボンヌヴィルのソルトフラッツかぁ・・・一度見てみたくなったよ。真っ白で、真っ平らで、永遠みたいに続くんだ!凄いなぁ・・・!
今まではユタ州っていうとシャーロック・ホームズのモルモン教徒の連想だったんだけどこれからはきっとユタ州って言うと塩平原のインディアンだわ。
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クラッシュ

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監督  ポール・ハギス
出演  サンドラ・ブロック、マット・ディロン、ドン・チードル、ブレンダン・フレイザー、ジェニファー・エスポジード、ウィリアム・フィクトナー、テレンス・ハワード、ライアン・フィリップ、タンディ・ニュートン

これも見たかったのに見落とした映画。こんな企画しょっちゅうやってくれたらなぁ・・・と思いながら豊洲ユナイテッド・シネマに足を運んだ。しかも800円なんて嬉しいなぁ!
この映画を見ながらアメリカを憧れの象徴のように見ていたのは一体何年ごろまでだったのだろう・・・と、考えていた。
何時ごろからかアメリカは「何時か行きたい国」ではなくなり、息子が社会人になってNYに赴任した時には「行って欲しくない国」になっていた。「フリーズ」という言葉を息子は知っているか確認したものだったが。
クリント・イーストウッドが「フェーバーさん」と言っていた頃「サンセット77」のクーキーを笑ってみていた頃、アンディ・ウィリアムス・ショーを見たくて走って学校から帰ったあの頃、確かにアメリカは輝いていたけどなぁ・・・
それでもボクはやってない」を見た後この映画の警官を見ると、あの日本の刑事もこの映画に出てくるアメリカのおまわりさんも紙一重ジャン?ね。今日は本物の犯罪者を検挙し、今日は無実の人を締め上げる?そして威光を笠に着る横暴、ある時はその笠が本当に役に立つ?物事の裏と表、表裏一体。
アメリカのある町の1日をポコッと切り取るとこんなものなんだろうな。そして多分日本のどこかをポコッと切り取るとこれに近いような状況がきっと見られるんだろうな。そしてそのポコッはどこでもいいんだ。
それを高みから冷ややかに見ている俯瞰図だけだったら、この映画は心に染み入る何ものをも与えなかっただろうけれど、昨日の彼女は今日の私、でもって昨日の彼は今日のあなた?あなたにも色々な日があるでしょう?とその1日を切り捨てていないから多分そっと見ていられたのかなぁ?
人の行為は一面じゃ測れない。そう、確かにそうよって。
人という生き物の一筋縄ではいかない揺らぎの様々な相が活写されている魅力かな。
そう「禍福はあざなえる縄の如し」って言葉が思い出された。ちょっと違うけれど。でも人の善悪もそう。なった縄のどちらかの面がそのときその弾みで浮かび出てくるようなもので、人のある行為がある人には打撃になり、ある人には救いになる。ここで振り上げたこぶしが、思いも寄らないところに落ちる。
この瞬間誰かを救ったものが、次の瞬間誰かの致命傷になる。
誰かの言った言葉が回りまわって誰かをとんでもない方に動かす。
悪い人も悪いばかりではないし、善意の行為が結果的には非道になる。
「生きていくということはこんなものだよ。」
池に落とした小石が起こす波のように人の行為言動の起こした波動が次々広がっていくのを絵にするとこうなるのか!なんて、妙に悟りながら映画を見てしまった。が、疲れた!
人は誰かの何かの影響を被らずにはいられない。
丁度、以前にマット・ディロンの映画をマット・ディモンの映画と早とちりして見てしまって、マットが出てこない、まだ出てこないといらだったように?で、八つ当たりでディロンを嫌いになっちゃった(ディロンさんいい迷惑だ!)・・・そんな笑って済まされる動かされかたならいいけれど、大抵はどこに波動が打ち寄せられたか知り得ないんだから・・・だからのほほんと生きていられるんだ・・・なんてね。
そして人種が絡めば、宗教が絡めば、その複雑さは縄目なんて目じゃない!私たちだって肌の色が殆ど変わらなくたって差別から無縁ではいられないのだし。差別はあらゆる物から生まれるものだから。
鍵屋のお父さんの娘への愛情がよかったなぁ。だけどもし玉が入っていたら・・・あの父親はあんな話をした事をどれだけ悔やむことになるだろう・・・正義感のライアンのおまわりさんはどんな警官になっていくんだろう・・・ドン・チードル刑事の母親は自分の言ったことの影響がどんな風に出るか気付きもしないで死ぬだろうなぁ・・・とか、色々有って、だからってサンドラのいらつき女がただのいい人になるってものじゃなかろうし・・・行く末様々に考えてしまって・・・だからって何も言わず動かず関わらず生きていけはしないし・・・あぁ、眠れそうも無い?

オーロラ

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監督  ニルス・タヴェルニエ
出演  マルゴ・シャトリエ、ニコラ・ル・リッシュ、キャロル・ブーケ、フランソワ・ベルレアン、カデル・ベラルビ、ヤン・ブリダール、竹井豊、マリ=アニエス・ジロ、ティボール・ド・モンタレンベール

友人を「ヘンダーソン夫人の贈り物」に誘いました。そうしたらお隣で「オーロラ」をしていました。
「あなた今日時間ある?」「あるわよ、いつもどおり。」
「私オーロラ見たかったのよ。もう終っていると思ったのに・・・隣でしているならはしごしない?」
と言うわけでぴったり15分の幕間?急いでそこでサンドイッチと紅茶でお昼を済ませて飛び込みました。
そんなわけで凄く楽しんだ濃い映画の後で微妙に綺麗な映画を見ちゃいました。
この微妙は最近のビミョーではありませんよ。本当に微妙なニュアンス、一口ではいえない難しさ・・・です。
物語的にはファンタジーとして、微妙?
バレー物として、微妙?
ロマンに溺れるにも微妙?
ファンタジーにするならもう少し奇跡でもちりばめてファンタスティックにして欲しかったなぁ・・・
バレー物を強調するならもう少し見ごたえのある舞踏を見たかったなぁ・・・素晴らしいダンサーをそろえたらしいですもの、どうせならいやってほど踊りを堪能したかったなぁと、微妙に物足りないです。
ロマンチックを味わうにはもっと宿命の恋にして?
王女は初々しくて可愛いし、王妃は本当に美しくて、舞台装置もファンタジーらしくて悪い奴は悪いし・・・王子は・・・これはすっごく可愛い、微妙にうちの息子たちの子供の時より可愛いかも???
微妙に浮遊している悲しみのベール、と踊りが禁止されているという謎のベールと感情の薄い恋のベール。紗をかけたようなトーンが魅力と言えば魅力。
「画家がねぇ、ハンサムなのかどうなのか微妙な感じと思ったらバレリーナーだから変だったのね?」と、友人も微妙を付け加えてくれました。男の人もバレリーナでいいのかな?バレーダンサー?
いずれにしても首に一番体型特徴が出ます?そこがちょっと男性として微妙に浮世離れして見えませんか。
本当に妙に存在感の薄い人でしたね。そしてその恋もあれは恋というより魅惑に近いでしょうか?
ジパンゴ王国と王子とその踊りはイヤダなぁー、これは微妙を越えていました。
首飾りとか王妃の衣装とかがなにかもっと絶妙な奇跡を起こしてくれるのかな?と、期待していましたが・・・王妃も画家も殺されちゃったままだったのですよね?誰かに念を押さないと納得できない気がします。
王女の踊りのなんと繊細で悲しいこと。あーぁ、とため息が出ましたがこれは何のため息だか・・・説明は難しい。この映画の全ては彼女の魅力に尽きるかも?とは思いました。少女から女性への微妙な裂け目に立っている危うさ。明日でも昨日でもない今を監督は捉えたのでしょう。化粧をし、衣装を身に纏うと彼女の魅力は腰砕けに成ります・・・と、思いました。
あの衣装面白いですね。身につける時は大変なのに線一本抜くだけで解けちゃうの、歌舞伎みたい。いつも脱皮してから踊るのだけれど、一回脱皮するたびに大人に成って成熟して蝶に成るのではなく、1回脱ぐたびにこの世から浮き上がって浮世離れしていくようでしたね。そんなわけで微妙なニュアンス分かってもらえたでしょうか?
この監督は他にもバレー物を撮っているようです。
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ヘンダーソン夫人の贈り物

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監督  スティーヴン・フリアーズ
出演  ジュディ・デンチ、ボブ・ホスキンス、ケリー・ライリー、ウィル・ヤング、クリストファー・ゲスト、セルマ・バーロウ

心がほぐれるような映画でした。
シリアスな部分を抱えているにもかかわらず、大方は笑って見ていました。ヘンダーソン夫人が余りにも生き生きしていて逞しくて、こうありたいものだと強く思いました。
念のため言いますけれど、未亡人になりたいわけじゃありませんよ。彼女ほど財産に恵まれていませんからね?
至極?常識派の友人と見に行きましたが、彼女の最初の科白も同じでした。
「あれだけの財産持って未亡人になるのって素敵じゃない?」
大方の女性はそう思ってしまうかもしれませんね。
でも忘れないでください。彼女は人知れず泣いていましたね。夫を偲び、息子を痛んで。
悲しみがあったからこそ強く生きた女性なんです。
だからもう一度念の為?私はこんな悲しみを知らない幸せの中に居ますから?彼女のように強くはなれないですよ、きっと!でもね・・・
何か一生懸命していないと生きていけないような悲しさ、寂しさ、孤独感の中に居たのでしょうから。
この映画の素晴らしい最高の魅力はヘンダーソン夫人と劇場支配人のヴァンダムさんとの間に繰り広げられる丁々発止の遣り取りです。
ヴァンダムさんの手腕はさておき、ヘンダーソン夫人のありとあらゆる口出しを封じ込める遣り取りと何とかして彼を出し抜こうとする彼女のあの手この手のおかしかったこと。
最後にヴァンダムさんも認めましたね。手に負えないけれど、憎めないって。そこですよ。本当に憎めないんですもの!
その丁々発止で彼女は悲しみを忘れたんですね、一時。そう一時夢見たんですね。そこが切ないですし、可愛いですし・・・ね。(「ラヴェンダーの咲く庭で」の彼女も可愛かったですけどねぇ、あのMですよ。)
そうその彼女にある種アイデア?ひらめき?を与えた未亡人先輩のレディ・コンウェー、彼女の未亡人歴から来る智恵?いいですよ。
この二人のレディのやり取りもユニークな面白さを、ユーモアを添えていました、この映画に。ある種品位でもありますよ。
そしてもう一人クロマー卿トミー・・・いい年の貴族なのに、ヘンダーソン夫人にかかったら?
そう、私もこんなご夫人になりたいですなぁ。憧れですよ、彼女は。
実際遣り取りをする羽目になったら、ヴァンダムさんと違って私なぞは100戦100敗でしょうが(当たり前田のクラッカー)、でも遣り取りしてみたいですよ、こんな可愛いしたたかな頑固なおば様と。長生きのお手本かも?
中国人のメーキャップで小ダンスの上に乗せられたジュディ・デンチさん!可愛くておかしくて・・・白熊のぬいぐるみの中に実際彼女が入って演じたとは思わないけれど、想像はしちゃいましたね。あの着ぐるみの中のデンチさん!だからおなかの皮がよじれちゃいました。
物語は悲しみのニュアンスをまぶして感動的で素晴らしかったですが、それに輪をかけて素敵だったのは、勿論デンチさんとホスキンスさんの申し分の無い上質の演技のほかに、舞台で歌われた歌たち、そしてレヴューそのものの楽しさ、わけてもウィル・ヤングさんの歌!魅力的でした。それにケリー・ライリーさんて素敵な雰囲気の魅力がありますね。「リバティーン」の彼女も魅力的だったけれど、ここではもっと印象的かな。
だから感動も笑いもある物語と舞台で演じられるミュージカルそのもの楽しさ面白さ美しさと俳優さんの魅力に酔えるという3つを堪能できた・・・お得感?
第二次世界大戦の戦時下のお話、しかも実話なんですよ。
日本で・・・考えられますか?
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ブロークバック・マウンテン

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監督  アン・リー
出演  ヒース・レジャー、ジェイク・ギレンホール、ミシェル・ウィリアムス、アン・ハサウェー、

時代を背負った悲しい恋物語でした。深ぁーいため息が漏れます。
この映画は見損なった事をとても悔やんでいた映画の一つです。
友達は誰もうんと言わなかったし、「ゲイ」のイメージが先行したので一人で行くのをためらったのです。
見終わって何もためらうことなど無かったのだと思いました。
素晴らしい映画でした。
先日豊洲ユナイテッド・シネマの「2006年心に残った映画アンコール上映」という広告を見つけました。ラインアップを見ると、まさに私が見落として残念!という映画と見て良かった!と思った映画が・・・。だから?今月は忙しい!「クラッシュ」も「ホテル・ルワンダ」も「間宮兄弟」も見たいしね。
それはさておき、素晴らしい映画でした。アンコール?アンコールです、心から。
美しい映画でした。勿論景色もですが愛もです。
ブロークバック・マウンテンという山が本当にあるのかどうか知りませんが、心を充たしたのはあの美しさも、厳しさも背負った大自然でした。彼らの心の充足はあの自然の中を置いて他には無かったのです。彼らの愛を象徴したのがあの厳しい自然です。
あの愛情は確かに愛情でしたから、切なくて可哀相でいとおしくて・・・なんていう恥ずかしいような言葉をためらわずに費やしたいと思います。
あの夏、彼らが見せていたのは子供のような素直で可愛いじゃれあいでしたよ。孤独だった心が通じ合って、通じ合った人を愛するのは自然のことですもの。
何時までも大人に成れない子供どうしの愛着のような始まりだったのに、地上に、世間に降りると本当の普通の愛情だと言えなくなる悲しさ。
イニスの心を縛ったものは父親が埋め込んだ偏見と元々決めていた自分の決断(結婚して、家庭を築く)を貫き通すのが男だと言う信念、時代の常識だったのでしょうか?
そしてジャックを縛ったのは愛するイニスの決断を尊重する愛そのものだったのでしょうね?長い距離を飛び越えてイニスの元に急ぐジャックの素直さが可愛くてたまりません。
だからイニスは耐え忍び、ジャックはそのイニスにじれて・・・心模様がこんなにも静かに表現されれば、見る私にも否応も無く静かにこの愛情の沈潜していく悲しみが迫ってきます。
ジャックが語る夢が切ないですね。本当にそうできたらどんなにか良かったのに・・・と思い続けています。
4年ぶりに会った瞬間の彼らの姿を涙無しでは見られなかったのです。どんな恋人たちがめぐり逢う場面より感動的でした。耐え忍んでいた愛情のほとばしるその深さに押し流されてしまいました。
山々の美しい景色の下、アメリカの貧しい田舎の風景の下、二人の日常は流れて歳月がめぐっても決して隠してきた愛情は薄らがず、辛さ寂しさばかり募り来るのです・・・そしてあのラストです。悲しみより他に何か感じられますか?生きている間に一生の愛を誓い合える時がくればどんなにか・・・と思い、可哀相でなりません。ジャックを失った後もイニスは行き続けなければならない・・・愛する人が居る人には必ず来る時ですが・・・のですもの、あの土地で。二人の灰を合わせてブロークバック・マウンテンに撒いてあげたい。
けれど、一方で彼らと結婚した女性たちの事をも思わずにはいられません。彼女たちの愛もどうにもならず悲しいのですから。
一つの宿命の恋があると周りの恋もドミノ倒しのように倒れていって悲しさだけが降り積もる・・・そう思うと厳しい映画でもありました。
若々しかった彼らには初々しい魅力の味わいが、20年を苦しんだ彼らにも魅力的な人としての味わいがありました。
ジェイクではありませんからねと自分に断って、私はジャックの切ない瞳の美しさに、きっと暫くおぼれこむことでしょう。
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幸せのちから

映画タイトルINDEX : サ行 No Comments »

監督  ガブリエレ・ムッチーノ
出演  ウィル・スミス、ジェイデン・クリストファー・サイア・スミス、タンディ・ニュートン、ブライアン・ホウ、ジェームズ・カレン、カート・フラー、ダン・カステラネタ、ケヴィン・ウェスト

実話の映画化だそうです。
が、さて、微妙な映画を見ちゃったというのが最初の感想です。
はて、「うたい文句の感動はどこに?」なのですが、決して感動しなかったわけではありません。ですが、やっぱり感動したと言うにはちょっとなにか足りないものがあります。
ウィル・スミスさんは今まで受けていた印象(「メン・イン・ブラック」が好きです)とは違った役柄をとても真摯に熱演していましたし、その父親の元で息子さんがまた自然な姿を見せていて、「いい親子だなぁ・・・」と、素直に思えました。
これは収穫です。いい親子の情景、いっぱい見たい時代です。
ほっと和みます。
そこで「題」です。「幸せ」も「力」も惹起力がある言葉ですがこの映画にはあいません。サクセス・ストーリーそのもの、立志伝中の人物の「凄いねぇ!」物語です。むしろこの映画の場合は息子が幸せを呼ぶ力だったと言えるのでしょうね。彼の成功へのエネルギーは確かに息子あってのものだったんだと納得できたからですが。
そういえば妻を演じた女優さん、不幸を絵に描くと彼女になるみたいな感じでしたね。「ER」に出ていた人かしら?あの顔や表情やしぐさには思いっきり不幸を引き寄せるぞ!という雰囲気がありました。
私にとって解せないのは、収入の無い夫に幼い息子を任せられたことです。少なくともNYへ行けば彼女には収入が保証されていたのですから手放せますかね?夫と息子の絆の半端じゃない強さに始めっから気力で負けていた?
息子も母親恋しさで父親を悩ませないよく出来た利口な子でした!
さて、この成功譚、父子の関係がとてもよかったので祝福してあげたい気持ちは山々ですが、もう一つしっくりいかなかったのはなぜか?と考えていたのですが・・・
出会いですかね?
お金での成功がまずありき?幸せにはまず金?
例えば「これこれこうだからこういう自分になりたい。」という命題なしに、高級車を見て「秘訣は?」と聞いて、そこから始まったということ。そしてその仕事の成功ははいわば投機・利殖。弱気で臆病者の私には縁のない世界でなされたこと・・・という点かもしれません。
ホリエモンさんとか村上さんとかとイメージつながっちゃったので。
それにしても目標が決まった後の彼の集中力は子供を抱えて凄いものがありましたね、その部分で圧倒されます。だから、水を差すようなことは言いたくないという気持ちもあります。
数字に強い!交際力?に強い!機を見るに敏!それよりなによりまず体力!
ウィルさん、走りまくりましたねぇ。走って走って・・・そこに彼らしい切れを見ました。あの走りで成功したと思えればよかったのに?
彼は成功しました。幸せなんでしょう。
彼の息子は今何をしていて、幸せなんでしょうか?
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